「塩味のないスープとサモワールの話」へのご感想

Web拍手コメント機能から頂いた、カルテット番外編「塩味のないスープとサモワールの話」へのご感想です。

 

> 2016/10/29 14:37 父の痕跡を探す猊下が可愛くて、スィグルが相変わらず捻くれつつ優しくてとてもよかったです。汝許されり、って本編でそんなに出て来ず特別感のあった印象なのですが、単発での猊下はしょっちゅう使っていて、『周囲から天使としてしかみられない猊下感』がよりあっていいです。

神殿時代のシュレーの仕事は、「赦すこと」なので、聴罪神官として日々、人々の(主に王侯貴族の)懺悔を聞き、ひたすら「汝赦されり」と言い続けてきたんだろうなと思います。 神殿を出て学院に来てからは、神殿時代を思い出すので、あまり使いたくないフレーズなのでしょうね。でも皆は彼に「汝赦されり」って言われたいのです。

 

> 2016/08/02 21:25 おもしろかったです!

 ありがとうございます!

 

> 2016/04/23 23:07 カルテット大好きです。

嬉しいです! ありがとうございます!

 

> 2016/04/21 09:14 ひさしぶりに仲良し四人組な彼らに会えて嬉しい。頑固なシュレーが可笑しいです(笑) あと、シュレーが生後一ヶ月の赤ちゃんには普通肉汁は与えないというのを知ってたのが意外。神殿の深窓住まいで、そういう世俗的なことには疎いのかと……。でも、そういえば子供時代は外にいたんですものね。(第一話) 

シュレーは、赤ん坊はミルクしか飲まないと思っていたんだと思います。育児について深く知っているような気がしません。

ただ、作者が、育児については熟知していますので、そういう中から出てきた物語で、離乳食の話なんでしょうね。なんだか変なお話でした……(^_^;) 

 

> 2016/04/21 09:33 シュレーとイルスは声変わりしてて、スィグルはまだなんですね。あの嫌味や何かがみんな声変わり前の声で言ってるんだと思うと、可愛くて萌えます。「人を許すのに天使はいらない」というイルスの言葉は深いですね。シンプルで素朴な賢人の言葉。イルスは、シュレーやスィグルのようにぐるぐる考えずに、あっさりと健やかに、そういう賢人の境地にいるんだなあと感慨深く思いました。それに対するスィグルの「その発想は無かった」的な反応も、その前の「シュレーが天使でないのなら」云々と共に、彼が別の文化を生きていて心性が違うのだということを思い知らされて味わい深かったです。スィグルとイルスが仲良しさんな感じも美味しいです!(第二話)

イルスはたぶん、あまり信心深くないんです。海辺のお師匠様の庵で育ったわけですが、その師匠からして、あまり信心深そうじゃないし、この世界の人たちが毎週いく礼拝にも、あまり行ってなかったんじゃないでしょうか。

それに対して、スィグルは王宮育ちで、神殿の教義もみっちり教えられて育っていますし、王族なので礼拝にも欠かさず列席します。罪を犯したら天使ブラン・アムリネスが赦す、という世界観にどっぷりなので、シュレーが天使じゃないと、彼は困るんですね。たぶんそれは一生続くと思います。

 

> 2016/04/21 09:46 シェルの食レポが素晴らしすぎて!(笑) 最後の『余計なお世話だ』も良かったです。(第三話)

 宝石箱や〜\(^o^)/

 

> 2016/04/21 10:04 スィグルのツンデレと、上から見下ろすと普段より可愛く見えるというのに萌えました。素直じゃない二人のやりとりが愛しいです。レイラスは、ひとつも普通にしゃべってなくて、全部に何か悪態を混ぜてて、よくもこう、ありとあらゆることに対して悪態を思いつくなと感心しつつ、友情の尊さにほろりときました。最後の一文が良かったです。シュレーはこうして友情によって許され、癒やされていくんだなあ、と。

スィグルって、猊下と二人っきりで話す時には、いつも拗ねてるんです。たぶんちょっと優しくして欲しいんでしょうね。

でもシュレーは全然気がついていません。鈍いから。 

その気弱なときのレイラスが本物なのに、普段の尊大なほうが本体だとシュレーは思っていて、二人で話している時のスィグルがしょんぼりしてると、「なんだこいつ気持ち悪いな」と思っているだろうと思います。

 

> 2016/04/21 10:04 今、ちょっとウルウルしてます(T_T)

ふわぁ〜、ありがとうございます! 仲良し編、和んでいただけたでしょうか。

 

> 2016/04/21 10:35 シュレー、お茶の香りを素晴らしく描写した後で、まだ『草の汁』って……(笑) 『独特な性格』の3人といると、イルスがすごく普通で、まともで、常識人に見えますね。唯一、普通の感覚が通じそうな感じ(笑) スィグルの、「欲しいの!? 友達!? はあ!?」が良かったです。笑いました。そして、シュレーを扱えるのは自分たちだけと得意がってる、友だちである自負が可愛いです。仲良し四人の会話、いいなあ……。素敵なひととき、ごちそうさまでした。

ありがとうございます。

シュレーが山エルフの友達欲しい気持ちは分かるんですが、私もちょっと「はあ?」と思います。今、目の前にいる友達を大事にしようよ! 

 

> 2016/04/21 12:45 ルビ忘れが! とうとう がで五話目を検索で。 こういった日常こぼれ話は大好きだからまたあれば読みたいです。 すずの

 ありがとうございます。「滔々」のフリガナが、なぜかルビタグに変換されません。なぜなのか(汗)

 

皆様、「塩味のないスープとサモワールの話」を読んでくださって、ありがとうございました。ブランク明けの肩慣らしの、和気藹々としたお話でした。こういうのも、また時々書きたいなと思います。