Web拍手コメントへのお返事

Web拍手からコメントをいただきました。

ありがとうございます。

 

 

タイミングを逃した感がありますが、恋愛ものの件。イェズとエルエルの私は好きでした。何度読んでもドキドキします。他にドキドキするのはシュレーとアルミナです。本編の頃のもまっすぐでいいし、大人シュレーがスィグルに惚気てるのも好きです。新作で読みたいのはリューズとナオミかもしれません。熱愛、離別、復讐とすごいドラマがありそうで。

 

このコメントは、私がTwitterでぶつぶつ言っていた事へのお返事だと思います。

「地方巡察」を書き終えて、一休みする間に、恋愛ものを書きたいなあという話をしていました。しかし何しろ恋愛ものは昔から不得手でして、簡単にくじけそうでしたが、この拍手コメントをいただいて励まされ、「施療院の幽霊」を書き上げることができました。送ってくださった方、本当にありがとうございます。

 

以下、Twitterで作者がぶつぶつグチグチ言っていた独り言を貼っておきます。原稿を書きながら、ものすごくグチグチ言うので見苦しいったらないのですが、作者が一喜一憂したり、浮いたり沈んだりする様が手に取るようにわかります……。

 

昨日ぐらいから、「恋愛ものが書きたい」と、右脳先生がカルテット世界を「恋愛してる子はいねが〜」とナマハゲのように徘徊しているが、適任キャラが見つからない。ギリスちゃん彼女いなくね? ジェレフもいないし。イェズラムとエルエルはもういいやだし、ヘンリックとヘレンもなあ……リアルすぎて

@zerozero_daily 子供2人いて3人目ができるかなというホームドラマを書きたいんじゃないんだ。イェズとエルエルも、お互い忙しすぎて本気で予定調整しないとえっちもできないみたいな世知辛いカップルを描きたいわけじゃないんだ。「私その日は美容院があるの」と言われガーン的な

@zerozero_daily 「俺と2時間会うのと美容院行くのと、どっちが大事だ?」「美容院でしょ」みたいなの、「はぁ!?」でいいけど。それリアルすぎるんやで。しょうがないからギリスを寿司屋に連れていって軽く愚痴るイェズラムを書いても恋愛ものじゃないよね。なんかもっとラブを。

自分の恋愛小説偏差値の低さ。

 恋愛小説偏差値の低さ。

 

一作完結したご褒美に、オチとか山とか考えなくていい、ダラダラ作品書きたいって右脳先生が言ってる。タンジール梅田をぶらぶら歩く話とかがいい。タンジールでデートイベント? 誰が? ジェレフとサフナール? イルスとメッシナもいいよねって感想でリクエストもらったので「ですよね!」って思う

@zerozero_daily どっちも書きたいからWデート(死語)企画でヽ(´▽`)/ と本気で思ったけど、 アカンやん「紫煙蝶」の後やったらジェレフ死んでるんやん! て遅れて気付いた。私の年代管理ほんまにグダグダやな……(汗) そして3時間後。 「死んでるって事を忘れよう」

@zerozero_daily 「不思議時空を使えばいいよ!」って右脳先生が言うので、それもそうやな俺天才って、今、思っているところです。 でもそれも明日になったら忘れてそうなので、とりあえずここにメモった。 タンジール観光案内みたいなのを書きたい。メタフィクションぽいやつ。

@zerozero_daily そんな話ほんとに書けるんか? と思って、脳内シミュレーションしたところ、4人で「ごはん食べよ」ってお店に入って、「ここ全席禁煙ですよ」ってイルスに言われて、ジェレフとサフナールが「ええー……」ってなったところで、「このノリで万が一長編だと私死ぬ」と

この不思議時空ダブルデートの案でも、死んだジェレフが出てきてました。

 

タンジールデートのやつ出だし書いたけど、ダブルにならなさそう。それにこれ、ちょっと不気味な? 怖い? 話っぽい。書き直しかな…… これはこれで書いて、まとまりそうだったら公開しよう。無理そうならボツかなあ

@zerozero_daily 拙作「カルテット」の世界には幽霊は出ません、とtweetしたのが、右脳先生の気に食わなかったのか、幽霊が出る話だった。ひねくれてる。

@zerozero_daily 書き始めると、右脳先生から高速走馬灯でプロットが送られてくるので、タンジールデートの話の全容がわかった。確かにラブストーリーかもしれない。恋愛を書くための恋愛みたいで、恋愛にもっていくためには手段を選ばないプロットだったが、でも恋愛譚だし書くか!

@zerozero_daily イルスとメッシナが出てくるダブルデート(健全)の話は、書けたらその後、書こうと思います。でもストーリー性がちょっとでもないと書きにくいから何か考えなくては。今、書いてるほうは、ジェレフとサフナールです。需要なさそうだけど(^_^;)まあいいか

@zerozero_daily 私が「見て! 見て! 私にも恋愛ものが書けるのよ!」と嬉しげにUPした原稿を読んで、世間様が「椎堂さん、お前は全力出してもこれか。しょうがないやつや……」って、がっかりするのが今から見当つく。下手くそな分野に挑戦しようとするの、もう止めたら。

@zerozero_daily 今から全力を出します。

 あくまで恋愛ものの壁に挑む椎堂かおる。

 

レンタルのほうのWeb拍手も見てみた! サイトの方に設置してあって、時々押してくださる方がいらっしゃるのです。ありがたや〜、と定期的に見て、拝んでます。今回、メッセージももらえていた。椎堂さんの恋愛ものニーズあるよ! っていう励ましのお言葉でした。昨夜のtweetのお返事か!?

@zerozero_daily ありがとうございます。そして、リューズとナオミ!? そのキャラを憶えている人がいるなんて∑(゚Д゚) 読者様の記憶力!! 作者を凌駕してそう…… ナオミ姫は、皆さま知らんと思いますが、リューズの正妃だった人です。小説に出てきた事はありません。たぶん

@zerozero_daily 以前、別の方(?)にいただいたメッセージで「シリウス君がいるから」というくだりがあり、びっくりしたんです。シリウス君て、誰!? って私でさえ思った(オイ)……シュレーの息子や。私、設定とか忘れてきてへん? ヤバない? ヤバい!! って泣きそうでした

@zerozero_daily いまに始まったことではなく、「タンジールの人工太陽の名前なんだっけ忘れた」ってサイトの日記に焦って書いてて、読者さんに「ゲヘナ・ヘッシュです」って教えてもらった事があり、以来、そのショックで忘れなくなりました囧rz 設定資料いるわー。書かないと……

@zerozero_daily ナオミ姫は、リューズの兄貴の嫁だった人で、兄が死んでリューズが即位するとき、再婚した人なのだけど、リューズは彼女が好きでしたが、ナオミはそういう訳ではなく、義理の弟だっていうだけで、リューズの片恋でした。という話を日記にでも書いたのだろうな。

@zerozero_daily ナオミはアズレルお兄様が好きだった訳でもなく、ずっと兄上の側近であったイェズラムが好きだったのです。美味しいところは全部イェズラムが持っていく仕様です。でも鈍いので、イェズラムはナオミが自分を好きとは気付いてませんでした。最後までずっと知らないです

@zerozero_daily リューズが即位する時、未婚で婚約者もいなかったので、取り急ぎ格好をつけるために、兄アズレルの地盤をまんま受け継ぐべく、ナオミと結婚させたのです。継承指名に名乗り出たら、ナオミと結婚できるぞと、リューズはイェズラムに説得されました。アイスも食えるぞ…

@zerozero_daily この話、昔、一度書こうとしたんです。小説に。でも割と壮大なメロドラマで、アズレルお兄様の死も書かないといけないし、いろいろ舞台装置も大がかりで、長編だったので、やめちゃったんだ。

  このネタをご存知なのは、うちのサイトをずっと前から見守ってくれている読者様だけのはずなので、本当に凄くありがたいことです。

 

Web拍手コメントに励まされたので、ジェレフとサフナールのやつ、最後まで書く。駄作だったらすんません……。 多分、右脳先生的には、「地方巡察でジェレフ可哀相だったから、完結した慰労で、いい思いをさせてあげる。サフナールを用意しました」みたいな話のようだが、露骨だと思う。

@zerozero_daily ジェレフって、ジェレフが好きっていう人は沢山いても、誰かの一番にはなれてないのかもしれない。あなたが一番好きって言ってくれる人を避けてるっぽいし。自業自得か。誰か手の届かない人を、ひっそりと諦め悪く想い続けるのが好きな奴なんやな。手が届くと萎える。

@zerozero_daily そんなの、ときめく? ときめかへんのやない? あかん考えたらあかん。無心で書く。

 励まされて無心で書く椎堂かおる。

皆様のお陰です。

 

これからも無心で書くといいなと思いました。