拍手コメントへのお返事。学寮の壁をぶち抜いたのはイェズラム伯父さん。

時々、Twitterでぶつぶつ自作妄想をつぶやいています。

レイラス君が可愛いので転校したてのころの学院探検はぜひ書きたい気持ちに。右脳先生たのむ。イェズラム(リアルタイム登場)も書けますよ! 学寮の壁をぶち抜いたのは、イェズラムおじさんだよ。実作業は指示を受けた工人の人ですが。

異民族の建物が気に食わなかったら、王族の子が生活するのにふさわしくリフォームするために、工人を連れて行きました。「狭いな。壁を抜いて隣とつなげておけ」ということだったのでしょう。タンジール王宮では、よくあることなのです。たぶん。

 

そしたらWeb拍手で、この件にお返事をいただけました。(わーい)

 

> 02/12 08:00 壁ぶち抜いたの、イェズラムの指示だったんですね。

なんとなくなんですけど、人質の王子様たちが、従者の一人も付けさせてもらっていないので、随行員は学園の壁の中に入れてもらえなかったのかな、と思っていました。
侍女がいないのは、たしか全生徒に対する学園の方針でしたよね。
スィグルくんが、どうやって山エルフに壁ぶち抜かせたのか、一応王族だからしぶしぶ動いてくれたのかな(部屋付きの執事さんのように)なんて想像してました。
工人まで連れて行く用意周到さがイェズラムらしいです。
本当に面倒見のいい人。

 「学寮の壁をぶち抜いた話」は、もともと、すでに壁がないところから物語がスタートする仕立てでしたので、どうやってぶち抜いたのかは、設定がありませんでした。

現場を書く機会がなかったので、それについて深く考えませんでした。

でも、このほど気が向いて、考えてみたら、Tweetしたようなことが思い浮かびまして。たぶんイェズラムが実務にあたったんだろうなあ、と。

学院に人質を送り届けた手順については、設定があり、お国元から殿下たちを学院まで送るのは、同じ部族の人たちが随行して、学寮の部屋までついてきています。「カルテット」の2章で、イルスが随行してきた同族の人たちに、別れを告げるシーンがありますが、ものすごくアッサリしか書いていません。アッサリだな……。

スィグルにも随行してきた黒エルフの一団がいたわけですが、物語が始まる頃にはもう、帰っちゃっています。番外編「失楽園」でその一団の出発シーンが、「新星の守護者」では、その随行者のリーダーをイェズラムが務めることになったという話が出てきますが、肝心の(?)、スィグルがトルレッキオに到着する話は書いていません。

族長リューズが親バカですので、いろいろ持って行かせただろうと思います。たぶん、ほとんど持って帰る羽目になってそうですが。

居室に妙な仕掛けがないかどうか確認するためにも、イェズラムは工人(黒エルフの建築職の人)を連れていって、ついでにリフォームもしたんじゃないでしょうか。

それでイルスが到着した時点では、学院の執事たちは怒っています。たぶんイェズラムが尊大だったんでしょうね。

 

そもそも、「レイラス君の学校探検」とは何の話なのか?

それも、この日のTweetを遡ると出てきます。

バックグラウンドで常に右脳先生が働いているのか、自作の些細な点が突然、気になる。「死せる英雄の肖像」で出てきた、スィグルが描いたという、イェズラムが昼寝してる絵、あれどこで寝てたん? 長老会の部屋か派閥のサロンという事だよね。スィグルはどうやってそれを見たん?

@zerozero_daily 忍び込んで盗み見たってこと? スニーキングミッションやな! でも多分、いるのバレバレだったんじゃないのかな。当時、10歳とかでしょ……

@zerozero_daily スィグルには探検癖があるのかもしれないなあ。そういう子っているもんなあ。すぐ居なくなる子

@zerozero_daily スィグルのママがまだ元気だった時の麦畑を走り回るエピソードで、ママは双子の息子が走って行く時、スィグルだけに「あまり遠くへ行っては嫌よ、スィグル」と声をかける。それはスィグルがすぐ居なくなる息子であることを物語っている。イオンで迷子になるタイプだ。

@zerozero_daily あちこち忍び込んで絵を描いていたという設定なので、魔法戦士たちの住まいにも勝手に侵入していたんだろうな。でもまあ王族のちびっ子だし可愛いので(正義)、笑って許されていたということか。リューズも幼少期から魔法戦士の所に入り浸っていたのだし、入れるんだ

@zerozero_daily パパとイェズラムが仕事で怒鳴り合った日に、「父上を困らせるとは生意気だ」とか思って、イェズラムをやっつけることにして、長老会に忍び込んで、カメラアイで記録したのを自室で絵にしたのだな。ママは「申し訳…!」みたいになっただろうけど、イェズ怒んないしな

@zerozero_daily でもお詫びの菓子折りぐらいは送ったよな、ママは。「すみませんうちの息子がいつもいつも(汗)」ってなるよな。ママは気が弱い人なんだから気の毒だよ。ママ友には「おたくの息子さん忍び足が上手いんですってねえ」とか嫌味言われて凹むんだ。可哀想!!

@zerozero_daily スィグルとスフィルって顔そっくり設定だけど二卵性の双子なんやろな。そもそも目の色も違うし。性格の違いは一卵性でも違う時は違うのだろうけど。スィグルの性格は父親由来のものだろう。弟の方はママ似だし。おとなしいんだ。

@zerozero_daily 探検癖あるなら、スィグルは学院でも多分、ウロウロしたんだろうな。イルスより何日も先に到着して、一人で過ごしてるし、その間にシュレーのことも一方的に知ってたんだから、実はストーキングしてたのかな(^^;; こわいな、レイラス君……

@zerozero_daily ちっさい頃から悪戯しまくった親戚のおっちゃんイェズラムに送ってもらって学院に到着したが、イェズ帰っちゃって寂しいので、一人で学校内をウロウロして、シュレーも見つけて、めっちゃ気になるけど声かける勇気はないレイラス君だったが、イルスがいると心強いので

@zerozero_daily 猊下と初めて喋っちゃったんだ。そう思うと恥ずかしい子。良かったね、お友達になれて。本当は嬉しいんだよね……(^^;;

@zerozero_daily イオンのお呼び出しで、「家具売り場で、スィグルレイラス君とおっしゃる10歳くらいの男の子が、お母様を探しておいでです」って館内放送があって、エゼキエラ(ママ)が涙目で「なんでそんなところにΣ(゚д゚lll)」ってなってるのが脳裏に浮かんだ。身近だな

@zerozero_daily 迎えにいっても「僕が迷子になったんじゃない。僕を見つけられない母上がいけないんだ」って言われるんだな。 スィグルはお母さん思いだけど、決して「いい子」だったわけではない。いい子だったのは弟のほうだけ。お母さん苦労してたと思うよ。でも頭は良かったの。

@zerozero_daily けど、そんなフリーダムな子やのに、頭はすごくいいって事になると、ママンは後宮のライバルからはイジメられるよね。トウシューズに画鋲が入ってるんや(昭和)スィグルはそういうの敏感だから、分かってはいそうだけどなあ。座学では、目立たないようにしていたの?

@zerozero_daily スィグルって好き勝手に行動して、母親とはぐれたりはするだろうけど、道に迷いはしないんだ。道を憶えてるから。一回通った道は忘れないし、空間の繋がりの把握も得意なんだ。だから真っ暗な地下迷宮でも生きてたんだろうな。今もダンジョンマップが脳内にあるのか。

@zerozero_daily そんな記憶、もう忘れていいと思うが、嫌でも忘れられないものってある。 なんか暗い考えになってしまった。 学院の探検をするレイラス君は書けたらいいなあと思うけど、一本の作品になるほどのネタはない。って言っとけば、「じゃ作る?」って右脳先生が働く。

長々とすみませんでしたが、もう終わりました。

ほんまに長いです……。

あー! もう終わりって言ったけど、画期的な事に気づいた!(当社比) あとで書く。

まだあるんかい。

@zerozero_daily 画期的……と思いついた時には思ったが、客観的には重箱の隅にすぎない……。 スィグルが迷宮にいた時、どうして「父上が助けにきてくれる」と信じていたのか、裏付けを思いついた。 スィグルは探検癖があって、時々、本格的に行方不明になる子だったのではないか?

@zerozero_daily みんなで探すのだが、どうしても見つけられない、という時に、スィグルがどこにいるか、父上には分かるのである。特殊能力とかじゃなく、リューズも子供時代に散々王宮を探索しているので、子供が隠れると大人には見つけられない場所とか、こういう気分の時はここって

@zerozero_daily いう穴場が分かっていて、その心当たりをいくつか探すと、見つかるって事なんだと思う。だからスィグルは、皆がお手上げだと父上が探しに来るという経験を一度か二度、したことがある。そのうちの一回が、「失楽園」なのではないか。あれ場所どこなの? 王家の墓所

@zerozero_daily だから、誰も探せない所にいても、リューズは見つけて連れ戻してくれるという期待というか、あの状況だと、ほとんど妄想に近い希望だと思うが、信じて心の支えにしていたんだと思う。結果、その通りになったので、良かった。かくれんぼが、あの親子の絆なのだ。多分。

@zerozero_daily というので辻褄あってるじゃん∑(゚Д゚) 右脳先生すごいね!! って思ってたのだが、やっぱりものすごく重箱の隅やんか。相変わらず作風がミクロの世界やで!!

@zerozero_daily 信じてたというか、レイラス君のような聡い子の場合、見捨てられる可能性は分かってたけど、死にたくないので、弟にはそう信じこませようとしてたし、自分も現実を直視しないように、結論から必死で逃げてたのだろうな。助かって一番驚いたのはスィグルだろう。可哀想

これで本当に終わりでした。長いです。

Twitter上で普通に小説書けるんちゃうんかっていうレベルの筆力です。(褒めてない)

ブログに貼ってみて初めて気づきました。

こういうことをネチネチ考えるの自体が、作者の娯楽なんです。でも小説に書かなきゃどうしようもないのに!

 

自作萌えダダ漏れツイート連投を繰り広げた今日だったが、これもブログに移すか創作ノートに書くなどしないと、すっかり忘れるレベルの忘却力を誇るアタクシ。 レイラス君が学院をうろうろする話はいつか書きたいが、そう言いながら、このごろ本当に忘れる。

 

そう思ったので、ブログに貼りました。

はてなブログさんのTweetを貼り付ける機能は便利ですね。