「地方巡察」へのご感想

地方巡察」へのご感想をいただきました。

ありがとうございました!

 

サイトで拝読してました。また本編から読み返したいと思うのですが、ン年前の興奮がわーっと胸に押し寄せてきて、手をつけるのにどきどきしています笑。お忙しいことと思いますが、ご無理のない範囲で続けていただけると嬉しいです!

二人目の子供が幼稚園に上がって、少しは執筆時間もとれるようになりましたので、ちっとずつオンノベ活動を再開したいと思い、まずはリハビリがてら「地方巡察」の続きを書くことにしました。勘も鈍っていて手探りでしたが、何とか完結まで持っていけて、ほっとしています。書いたり休んだりで、読んでくださる皆様には申し訳ないのですが、自分のペースで続けていけたらと思います。マイペース過ぎて困るんですが……。

 

久しぶりに覗いたら地方巡察の続きが!
ありがたく読ませていただきました。

途中、何度か泣かされました。
椎堂さんの言葉はずどんときます。刺さるというよりは、げんこつを押し込まれて胃袋が形状記憶するようなイメージです。

市長が最後まで一点の曇りもなくクソだった(ように見えた)ところとか、シェラルネの最期もそうですが、徹底しているところがかっこいいと思いますし、凄みを感じます。

悪役をきちんと憎ませてもらえるのも、ダージの一要素だと思います。

これからも、椎堂さんの紡ぐダージを楽しみにしています。

リクエストとしては、ジンの未完のお話しの続きをと願っておりますが、ご事情もあると思いますので。。。苦笑

失礼しました。

 胃袋に拳骨を突っ込む作風っていう表現は強烈です……。いつも、ご感想を読むたび、読者の皆様の表現力には驚かされます。刺さらなくても痛そうなんですが、それはそれで大丈夫なのでしょうか(汗)

地方巡察の町長は拙作には珍しい糞野郎でした。でも残念ながら、こういう人っているなあって思います。もうちょっと、同情の余地があれば、違う印象のキャラクターになったのかもしれませんが。

厳しい境遇とは言え、結局は温室育ちだったエル・ジェレフを現実の風にあててみました。このパシュムで終わる巡察の後にも、ジェレフは設定としては別の地方に度々、巡察に出ているはずなのですが、全然懲りなかった、というか、あちこち旅して困っている傷病者を助けるというところに自分の人生の意義を見出したってことになるのでしょうか。ジェレフは旅が好きなんでしょうね。

 

ジン(イルスの同母兄)の未完の話は、「舞い散る花のロマンス」でしょうか。

そうだ! 未完ですよね!

あれは確か、当時のオンノベ界で開催された競作企画に参加したいな〜という意図で手を付けて、全くもって間に合わなかったという、残念な経過の作品でした。

海エルフ族と森エルフ族の領境での戦いを描いたもので、銀色の巨大怪獣(作中でいうところの守護生物です)が出てきて暴れまわったりする内容でした。いや、そうではなく、ジンと、森エルフとの混血の少女シェレネとのロマンスでした。

この、シェレネと、「地方巡察」のシェラルネお嬢さんの名前が似すぎていて、何とかしなくてはと思いつつ、放置になっていたのですが、もしや、その名前つながりで「舞い散る花のロマンス」のことを思い出していただいたのでしょうか?

それも何かのご縁かと思います!

この機会に、中断したままの原稿を探してみたいと思います。

ご感想、そしてリクエストを、ありがとうございました。